一人一人の幸せが、争いのない平和な世界へとつながる。シュリシュリにとってヨガは単に自己充足の手段なだけではなく、人々が幸せになり、そこから争いを減らし、世界を平和へと推し進めていくための強力な「スキル」なのである。そんなシュリシュリのユニークな哲学は、世界中の人々から近年ますます大きな支持を集めている。

シュリシュリさんについて
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ヨガの大家であり、人道主義的活動家としても知られる。1981年 非営利団体 アートオブリビングを創設。『一人ひとりの心のストレスを取り除くことで、平和な世界をつくりだす』ことを信条とし、毎年世界40カ国以上をめぐり、市井の人々から世界のビジネスのトップまで、社会階層の隅々にいたる働きかけを行い、暴力やストレスのない社会の実現に向けた取り組みを続けている。
ヨガ（独自の呼吸法や瞑想など）をベースにした、ストレスフリースキルの普及に努めおり、また、人々を社会貢献活動を行うようにインスパイアするなど、社会変革へのイニシアティブも積極的に実行している。

2006 年のノーベル平和賞候補でもあり、最近では南米コロンビア政府と革命武装組織FARCの間に入って対話を重ね、50 年にわたる内戦終結へ大きな貢献を果たした。
シュリシュリの献身的な活動は世界的に評価されており、ロシア、アメリカ、モンゴル、南米諸国などから、さまざまな名誉賞が授与されている。インドでは民間人に送られるインド国勲章パドマ勲章の最高位である「Padma Vibhushan」を2016 年に受賞した。