スダルシャンクリヤ呼吸法の由来

スダルシャンクリヤ呼吸法が生まれたのは、シュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカールが
1980年、インドのシモガで、10日間の沈黙に入った時のことでした。
現在に至るまで、シュリシュリは平和活動や人道活動を世界中でおこなっています。


「その時、私はすでに世界中を訪れ、ヨガや瞑想を教えていました。
それでもまだ、人々が幸せに暮らすのには、どのようにしたらよいのか考えていました。
何かが足りないように感じていたのです。

日々、精神的な修練を実践している人でも、実生活の中では、小さな世界で
自らを限定しながら生きていて、本来の彼らとは全くの別人のようだったのです。
人々の内なる静けさ、美しさと、その豊かさを外の世界へ表現する力との間には
隔たりがありました。
私はその隔たりをどのように橋渡しできるかと考えていたのです。
 
10日間の沈黙に入った時、スダルシャンクリヤ呼吸法は、啓示のように訪れました。
自然とは、なにを与えるか、いつ与えるかを知っているものなのです。
沈黙を終えたあと、私は自分が知る限りのこと全てを教え始め、
そして、人々はとても良い体験をしたのです。」
シュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカール

この時以来、スダルシャンクリヤ呼吸法は、
数あるアートオブリビングのコースの中で、根幹をなすものとなりました。
シュリ シュリは初めてのコースをシモガで行ないました。
以来、この30年間、シュリシュリは、古代から続く智恵を
現代社会に実際に活用できるような形に変え、ヨガや呼吸法、瞑想を
何百万もの人々が、普段の生活でおこなえるよう教えています。